半導体搬送機の開発

セリックスでは、リピートされる製品は許される限り、機構の開発コストパフォーマンスの確保、組立部品の簡略化等によって常に納期の短縮化までも見通した製品開発に取組んでいます。

アルミ型断面自動画像計測装置

当社の過去の実績と当社の理念を共感していただきM社から高い評価をいただきました。M社の新規開拓分野での戦略商品という重要な設計を任され、短期に安価で目的を1チャンスでクリアーできました。

ウエハーBOXオープナー

開発当初、市場はウェハーオープン搬送が主流に成りつつ有る頃、BOX搬送を選択した初期の草分け的商品です。現在はBOX搬送が主流の時代になっており、15年以上経過した今も現役で稼動中です。開発製品でありながら、お客様に長期間ご使用頂ける事になりました。

800t 成型機、自動容積計量チャージャー&アンローダ装置

Y社から800トン成型機の容積チャージャーのご依頼を受けました。しかし、顧客の最終目標は製品精度の歩留まりにある事に着目。データ演算によるフィードバック方法をシステム化する事に成功。初めての取組みに対するお客様の心配を、その後25年に渡る多大な信頼関係に変える事ができた思い出深い製品です。

自動角度切りチップソー切断装置

N社から、1ワークを加工するのに自動でチップソーの角度を変更できる切断機械のご依頼を受けました。複数の切断機メーカーへ問い合わせると「そんな仕様の機械は無いし、あればすごく便利だ。」との返答でした。早速、開発・基本設計に乗り出し新しい主要な骨格をセリックスで製作しました。メーカーに既存の部品も使って組み立てることによりメンテナンスの簡略化。これも1号機で製品化に成功し、特許にもなりました。

食品高速包装機

1990年(秋)香川県へ持ち込まれた特殊な食品包装機の開発を手がけてもらえる会社が無くて困っていると、S社からのご依頼で食品包装機を開発しました。真空包装機ではコストが合わないので、それに近い状態になる様に、イメージとして食品を人手で空気を絞り出す様にシュリンクして欲しい。また、対象形状が色々と多様である事、そして1個のサイクルタイムが6秒以下で包装する事等。他社が敬遠する条件が一杯並べられていました。しかし、それらの要件を1号機で商品化する事に成功しました。